時計

2017年4月30日 at 2:36 AM

デカ厚ブーム終了で見直される、40mm/42mmの極薄パネライ時計一覧

デカ厚ブームの終焉が意識され始めたのは2015年中ごろからです。

しかし、IWCポルトキーゼがいまだ人気なことも考慮すると、終了したのは「厚」だけで、「デカ」自身は依然終了しておりません

その傾向を意識した、パネライの2016年モデルが、一連のキャリバーP.1000搭載手巻きモデルと、ローターの大きさを控えることで薄型に成功したキャリバーP.4000搭載自動巻きモデルです。

 

 

ちなみに、P.999は小型の手巻きムーブですが、現在は廃番となっており、P.1000(P.999をより量産できるようにした手巻)モデルが製造されています。

 

 



◆初期のパネライ極薄小型モデル は?

PAM00062(2000年~2002年製造。18KWG製)と、PAM00103(2001年~2002年。18KRG製)は、ムーブメントにゼニスのエリート Cal.680を搭載することで、極薄化を実現したモデルです。

 

ケースサイズは40mmとラジオミールでは最小のサイズで、厚みも約10.5mmに抑えられている自動巻き時計です。

PAM00062

 

薄型ながら耐久性、実用性が非常に高いムーブメントとして評価されているエリートは、現在でもゼニスの主力ムーブメントとして重宝されています。しかし、評価は高いもののエルプリメロ(ロレックス、タグホイヤー、ウブロ、ダニエル・ロートが採用)に比べると、他メーカーへの搭載例は少なく、この2つのパネライへの搭載にとどまっています。

 

 

デカ厚ブームの到来は、パネライが一般用にリリースされた90年代以降からと言われますが、ブームとして火が付いたのは2005年から、各時計雑誌がこぞって火をつけたことで始まっています。

これには、60〜70年代の元祖デカ厚時計たち(オメガ フライトマスターや、スピードマスター マークⅢや125周年モデル、シーマスターダイバー・クロノグラフ120m)への回顧(アンティークウォッチブーム)も幸いしました。

 

 

 

つまり、上記PAM00062は、実質的にはデカ厚ブーム到来前に用意されたモデルと言われましょう。

製造期間がそれぞれわずか3年以下だったことも、当時は方針として「売れるのは大きくて厚いもの」だったことを裏付けています。

 

 

◆現在までの各モデルにおいての、ケースサイズ リリース一覧

・「ルミノール」:44mm、40mm、(一部47mm)

・「ルミノール1950」:47mm、44mm、42mm

・「ラジオミール」:45mm、42mm、(一部47mm、44mm、40mm

・「ラジオミール1940」:47mm、45mm、42mm

 

 

◆デカ厚ブーム終焉を意識したパネライの2016年極薄モデル2種

ルミノール ドゥエ アッチャイオ スリーデイズ PAM00676は、P.1000ムーブを搭載することで、ケースサイズ42mm、厚さ10.5mmを実現した、比較的お安いモデルです。

半面防水機能は30mまでに抑えられてしまいました。

また、ルミノール ドゥエ スリーデイズ オートマティック アッチャイオ PAM00674は、P.4000ムーブを搭載することで、ケースサイズ45mm、厚さ10.7mmを実現する自動巻きモデルです。

同様に防水機能は30mまで抑えられています。

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オーデマのロイヤルオーク15400STが9.8mm 50m防水なので、もう少し高価な高性能防水モデルもパネライなら出せる(出してくる)とは思います。

 

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