時計

2014年10月12日 at 12:55 AM

スウォッチ システム51とは?|何故ディアゴスティーニ形式にしなかったのか?

SISTEM51(システム51)は、2014/4に発表された、たった51個のパーツで構成された5つのモジュールを組み合わせることで、90時間パワーリザーブを実現したスウォッチのモンスタームーブメントです。

なのに価格はほぼ2万円以内に収まります。通常機械式であれば、3万円は覚悟しなければいけません。

 

 

ほとんどのモデルがスケルトンで、ポップなデザインながら機械式時計ならではの精密なビートを楽しめます。

 

全工程フルオートメーションで、完全にムーブメントがケース内にパッキンされるので、修理は出来ません。壊れたら買い換えます。まさしく従来からのスウォッチのコンセプトを崩さない、手軽にファッションとして楽しめるシステムになっています。

 

 

密閉する理由は、時刻を狂わせる外的要因を極力排除するためと思われます。

部品数を絞ってメンテナンスフリーにしている分、個体差や環境(湿度や温度など)による微妙な後調整は出来ません。そのため個々の品質差の軽減を究極なレベルまで高めることで、簡単な構造を実現しています。

 

 

SISTEM BLUE (システム・ブルー)(SUTS401)

システム51

 

 



◆元々スウォッチの機械式モデルは存在している

ただ機械式にしただけでは売れないので、何かエッセンスを1つ追加したいところでした。

機械式

 

 

◆メリットは?

正直加工の仕上がりはおもちゃレベルです。

これを買うくらいならヤフオクで、USEDの機械式時計を1万円以内で落札したほうがいいような・・とも思えてしまいます。

 

またクォーツのほうが巻き上げを気にせずに使えてユーザーの裾野は広いと思えますが、ムーブメントの動作を見せつけることはできるので、ファッショナブルです。

 

 

ちなみに正確性を追求するために部品数が多いわけなので(どこのメーカーも基本的に無駄な部品は組み込まない)、単純な分精度は心配です

ブレゲ

 

ジャガールクルト Cal.101|世界最小機械式ムーブメント

 

 

◆どうすればよかった?

これだけ部品数にこだわったのですから、精度を犠牲にしてでも素人でもメンテナンスできるように、密閉式にせずにユニット式にすればよかったのではと思います。

またプラモデルやディアゴスティーニの感覚で、自分で自由にパーツの組み換えが出来れば、時計好きにも魅力が出たのではないかと思います。

 

 

現状だと、機械式時計のすごさを知っている人が、「そんな少ない部品数で!?すごいね~!」と感想を抱いて終わるレベルの製品だと感じます。

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