時計

2013年6月25日 at 2:28 AM

西山製作所|時計の文字盤清掃・リダンってどこまでいけるの?

西山製作所

 

時計の文字盤は思いのほかデリケートで、ちょっと擦っただけで傷がついてしまうものなので、正規修理の場合、パテックフィリップであれば文字盤交換。その他メーカーの場合は在庫があれば交換し、なければそのままいじらないケースが多いです。

 

少なくとも「清掃」という行為はできません。

 

 

そこで結局リダンという形になります。

 

 

現代のリダンの場合、現状の文字盤のインデックスをパソコンにスキャンした後、一度塗装・インデックス・エッヂングパーツをすべて落とし、そこに再印刷・焼付けを行ってから、インデックス・夜行を付け直す形で行います。

 

ロレックス 旧型GMTのベゼルをプラスチックで自作する

 

オメガ コンステレーション12角ダイアルなどの平面でないものは、手間も尋常でなくかかることになります。

コンステ

 

つまり、これだけの作業をして5千円とかで上がってくるほうが不思議なわけでして・・・

平面で下地がツルツルでない限り、そんなインスタントには仕上げられません。

(時計によっては放射状の模様が入っていたり梨地だったりするので、塗装を落としたあとに、これらも下地磨きで再現しなおさないといけない)

 



そもそもリダンが出来ないもの

薬品により色付けしているものはリダン不可能です。

iwc043201

 

典型的なのが、アンティークIWCの青文字盤。グレーにも青にも見えるあの色合いは印刷でつけたものではないので、再印刷するとオーデマピゲのノッペリとした青文字盤のような興ざめな仕上がりになってしまいます。

 

 

よくよく考えていくとリダン=9割9分オリジナルではなくなることが理解いただけるでしょう。

リダンが嫌われるのはまさにこの点にあります。

 

 

状態のいいものを選ぶようにしましょう。また時計のパッキンが劣化していると中に水気が入り腐食や夜行流れで塗料が落ちたり盛り上がったりします。

仮に機械式でなくても定期メンテナンスは欠かせません。

 

 

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